化粧品の成分　ゼラチン　について

化粧品に使用される成分「ゼラチン」は生体系保湿成分のひとつで、
動物の皮膚や腱などを酸かアルカリで処理することで得られる粗コラーゲンを
水で加熱抽出した時に得られるゼリー状のものをいいます。
ゼラチンは無色から淡黄色をしておりニオイや味は特にありません。
また水に溶けにくく水を与えると膨潤し5～10倍も水分の吸収量がアップします。
そんなゼラチンの化粧品成分としては、
・結合剤
・保湿剤
・乳化安定剤
・乳化剤
・増粘剤
・ゼリー基剤
等の目的で各種化粧品に配合されています。
更にゼラチンは製剤基材として医薬品にも
カプセル、錠剤、坐薬などの他、細菌試験での培地としても用いられている他、
接着剤や墨など実に幅広く利用されています。
またこのゼラチンを加水分解することで
「加水分解ゼラチン」別名：加水分解ゼラチン末という成分が得られます。
こちらは
・乳化作用
・粘着作用
・保護コロイド
等の作用に優れている水溶性の粉末タンパク質となります。
——————-　追加分　——————-
【製品】
・加美乃素本舗　KaHoRe:ヘアエッセンス ミックスベリーの香り
・アルビオン　イグニス ガーデン エオロ バスクリスタル パール
・石澤研究所　Wコラーゲン
・加美乃素本舗 KaHoRe:ヘアエッセンス 洗いたてのシャンプーの香り
・興和新薬　マシュパフコーワ UV&アロマ
・久光製薬　ライフセラ ジェルマスク クリアアップ
【ゼラチンのまとめ】
ウィキペディア　ゼラチン
「コラーゲン」と「油（脂？）」と「ゼラチン」の違いを教えてください。