化粧品の成分 セリシン について

化粧品に使用される成分「セリシン」は生体系保湿成分のひとつで、
絹系由来である繊維状タンパク質で強い抗酸化作用が認められていることで、
シワやシミ等の肌の老化予防に有効に働く成分の一つです。
セリシンは白色個体の硬タンパク質で、
褐色のような灰色をした液体を熱水処理、エタノールにて精製し得られ、
構成成分はフィブロインとなります。
またセリシンにはポリペプチドと呼ばれるアミノ酸鎖が含まれていますが、
これは肌の構成に携わるタンパク質と類似していることから優れた付着性があり、
セリン、アスパラギン酸の含有量も多いことから水分保持力にも優れています。
更に親水性アミノ酸基が多く含まれているため
セリシンは複数のタンパク質への親和性が高く化粧品成分としては、
・保湿剤
・肌への親和剤
・細胞賦活作用
・触感がなめらか
・皮膜性
等の目的で乳液、クリームなどの基礎化粧品等に配合されています。
ちなみにセリシンが持つ抗酸化作用は、
活性酸素の働きを抑制する作用がビタミンCと同等であるとされる程強力で、
これにより肌の老化防止に役立つとされています。
その他にもメラニン色素の生合成に関するチロシナーゼに対しても有効な、
紫外線防御機能(チロシナ-ゼ活性阻害)があることで、
こちらもシミやソバカス予防に非常に効果的であるとされています。
——————- 追加分 ——————-
【製品】
・カバーマーク ジャスミーカラー パウダリーファンデーション (YP30)
・ハーバー研究所  ソープクレジンジング
・ ハウス オブ ローゼ  ラ・ローゼ フレグランス ヘアフォーム
・サンフィール アミノジェルウォーターローション
・グランデュール マリールイズ ミルク クレンジング
・キューサイ コラリッチ クリーミーソープ
【セリシンのまとめ】
きぬもよふ セリシンについて
セリシン化粧品の真相
株式会社 感光社 セリシン ( セリシン )
天然絹生活 シルクのチカラ
【総評】
セリシンは20種類近くのアミノ酸で構成されていて美白や老化防止を目的とする人におススメな成分で、ヒトの皮膚組成に良く似ているとされているので心配ない成分だと思われます。

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