化粧品の成分 コハク酸 について

化粧品に使用される成分「コハク酸」はカルボン酸の一種で、
貝類のうま味物質でもあるなど動植物に広く存在する有機酸です。
コハク酸は炭酸ガスの泡がシュワシュワと出る入浴剤の成分でもあり、
アルコール、水、グリセリンなどに溶けやすい性質があります。
化粧品成分としては、
・pH調整剤
・肌のキメを整える
等の目的で他の酸性成分、塩類と併用され化粧品に使用される他、
食品や工業用等でも使用されています。
そんなコハク酸と同系列の化合物には
◆コハク2酸Na
別名:コハク酸二ナトリウム
目的:収斂剤、緩衝剤
◆コハク酸Na
別名:コハク酸一ナトリウム
目的:pH調整剤、収斂剤
◆コハク酸ジオクチル
別名:コハク酸ジ2-エチルヘキシル
目的:洗浄剤、合成界面活性剤
◆コハク酸ジエトキシエチル
目的:エモリエント剤、溶剤、油剤
等があります。
——————- 追加分 ——————-
【製品】
・ハーバー研究所 Gローション
・ジルスチュアート リラックス バスタブレット
・肌研 極潤 ヒアルロンメイク落とし
・花王 ソフィーナ バイタルリッチ ローション II (さっぱり)
・コスメデコルテ AQ MW グラデーション アイシャドウ
・ロート製薬 オバジ スキンサイクラー ワークダン エッセンス
【コハク酸のまとめ】
化粧品成分用語辞典 コハク酸
しみ・しわ・毛穴対策! コハク酸とは
目黒のエステならティナロッサ 美容用語辞典 コハク酸
化粧品成分の知識 コハク酸
化粧品表示成分用語辞典 コハク酸
【総評】
コハク酸を塩類や酸性成分と組み合わせることでph調整剤として化粧品成分で使われる他、収れん作用によって肌のキメを整える効果も期待できる成分です。

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