化粧品の成分　ソルビトール　について

化粧品に使用される成分「ソルビトール」は多価アルコールのひとつで
別名：ソルビットとも呼ばれており動植物中に広く存在しています。
例えばリンゴや桃等の果物の他、海藻やタバコ等にも含まれています。
ソルビトールは自然界にも存在していますが工業的にも、
精製ブドウ糖であるグルコースを還元することで得ることができて、
白色をした粉末状で甘味があります。
そんなソルビトールは
・他の保湿剤と比較して緩和な吸湿作用
・乾燥に対し一定の水分を保持する
これらの性質があることから
・保湿剤
・湿潤剤
・保水剤
・柔軟剤
等の目的で各種化粧品に配合される他、
刺激性や毒性が皮膚や口腔粘膜に対し見受けられないことから、
歯磨き粉にグリセリンの代用や香味剤、潤滑剤等の目的で使用されています。
ちなみに、
◆ソルビトール発酵多糖
別名：ソルビトール発酵多糖液
説明：ソルビトールをクレブシエラ属の菌を使い発酵させたもの
目的：保湿剤、抗刺激性、抗炎性、親水性増粘剤
◆ポリオキシプロピレンソルビット
説明：ソルビトールに酸化プロピレンが付加重合されたもの
目的：保湿・湿潤剤
このような成分を得ることができます。
——————-　追加分　——————-
【製品】
・ミノン　アミノモイスト クレンジング ミルキィジェル
・ネオビオ　チェリーブラッサム　ナイトクリーム
・ドクターシーラボ　サーモリフトアクティブローション
・SINN　フィットベース（ナチュラル）
・ハニーラボ完熟蜂蜜サボン
・ETUDE HOUSE　BP クレンジング　フォーム　モイスト
【ソルビトールのまとめ】
化粧品成分用語辞典　ソルビトール
化粧水・乳液に含まれている「ソルビトール」。
ハゲ学　成分【ソルビトール液】の効果や安全性
ウィキペディア　ソルビトール
【総評】
ソルビトールは自然派化粧品にも使われている成分で、毒性やアレルギーに関する記述は見つけられなかったので心配ないと思われます。