化粧品の成分 セリン について

化粧品に使用される成分「セリン」は生体系保湿成分のひとつで、
非必須アミノ酸の一種でもありホスファチジルセリンの原料となります。
ホスファチジルセリンは細胞膜を構成する成分のひとつです。
セリンは複数のタンパク質に含まれていますが、
特にセリシンと呼ばれる絹のタンパク質に豊富に含まれており、
ブドウ糖であるグルコースより生合成されることで得られます。
(これを更に分解するとグリシンを得ることができます)
そんなセリンは肌の水分保持に欠かせない保湿成分のひとつで、
角質層中のNMF(天然保湿因子)に遊離アミノ酸として含まれる
最も多いアミノ酸成分となります。
セリンの化粧品成分は保湿剤で、
セリンを化粧品に配合することで優れた保湿効果により
肌に弾力性と柔軟性を与えてくれます。
——————- 追加分 ——————-
【製品】
・エトヴォス セラミディアル モイスチャライジングローション
・アルビオン エクサージュ モイストバランス ミルクIII
・カネボウ化粧品 オルフェ セルアライブローション II (しっとり)
・ウテナ ラムカ エモリエント リンクルシートマスク
・ロート製薬 50の恵 頭皮の養潤シャンプー
・ジュジュ化粧品 ジュジュ ビブリーク シャイニングヘアパック
【セリンのまとめ】
化粧品表示成分用語辞典 セリン
化粧品成分辞典 セリン
化粧品 知っトク情報・資料館 セリン 【保湿剤・生体系保湿成分】
セリンの角質層で最も多いアミノ酸成分による保湿効果
アンチエイジング美人習慣 セリンの効果
【総評】
セリンは肌のターンオーバーに関係している酵素活性を活発にする作用もあるので、角質除去やゴワつきが気になる肌を柔らかくし、保湿して弾力を与えるなどの効果を期待できる成分です。

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