化粧品の成分 エリソルビン酸 について

化粧品に使用される成分「エリソルビン酸」は、
別名:イソアスコルビン酸とも呼ばれ化粧品などで酸化防止剤として用いられる
ビタミンC(アスコルビン酸)の構造異性体です。
エリソルビン酸は化粧品のみならず食品にも酸化防止剤として使用されていますが、
食品へ使用する場合は亜硝酸ナトリウムと併用することで
ニトロソアミンが発生するのを抑制する作用があり主に使用されています。
また酸化防止作用に優れている反面、
アスコルビン酸に比べビタミンCの作用は約20分の1程度とされています。
そんなエリソルビン酸の化粧品成分は酸化防止剤で、
化粧水、乳液、日焼け止めクリーム等に配合されています。
ちなみに「ソルビン酸K」という成分がありますが、
名前が似ていることで発がん性が疑われがちですが、
発がん性が疑われるソルビン酸Kとは全く無関係の成分となります。
逆にエリソルビン酸と関係のある成分には、
◆エリソルビン酸Na
目的:酸化防止剤
このような成分があります。
——————- 追加分 ——————-
【製品】
・ホワイト エマルジョン エッセンス
・レヴュー クールフィックスN
【エリソルビン酸のまとめ】
坂本クリニック エリソルビン酸
エリソルビン酸とは
化粧品、香料・食品原料
エリソルビン酸とは?
【総評】
エリソルビン酸はソルビン酸Kとは全くの別物で、化粧品が酸化しないように用いられる成分です。
エリソルビン酸自体の毒性は低いとされていて、化粧品だけでなく食品添加物として酸化を防ぐ目的で使われていたけど、今はビタミンCが主に使われています。

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