化粧品の成分 ベヘニルアルコール について

化粧品に使用される成分「ベヘニルアルコール」は、
ナタネ油より得ることができる脂肪族アルコールで、
白い粉末状をした炭素数C22の高級アルコールのひとつでもあります。
とは言えベヘニルアルコールは一般的なエチルアルコールとは違い、
アルコール無添加(アルコールフリー)の製品にも用いられます。
それはセタノール等に比べ大きな炭素数であるためで、
これにより高い安全性と乳化安定性に優れていることから、
セタノールやステアリルアルコール等と代替使用されるようになりました。
そうすることで融点が高くなるためワックス分の配合量を減らせると共に、
温度耐性に優れた製品に仕上げることができます。
化粧品成分としては
・乳化助剤
・油剤
・基剤
・エモリエント成分
・増粘成分
等の目的で乳液やクリーム、石鹸や口紅などの化粧品に配合されています。

【総評】
ベヘニルアルコールは食品にも使われているほど安全性が高い成分なので、特に心配ないと思います。

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