化粧品の成分 ホホバ油 について

化粧品に使用されている成分「ホホバ油」は、
トリグリセライド成分を含んでいない液体ワックスエステルで、
カン木と呼ばれる植物の種子より得ることができる黄色の液状ロウです。
ホホバ油は原住民に昔から
・乾燥した肌を和らげる
・油分を補う
・皮膚の余分な汚れを除去しニキビ、フケ、切り傷を治す
等の目的で使用されてきました。
そんなホホバ油は本来、脂肪酸の高級アルコールエステルで構成され、
分類は植物性の液体ロウとなりますが「液体」という形状から
「オイル」という言葉が用いられています。
また液体ロウが鯨等の動物ではなく他の植物等から得られるのは珍しく
捕鯨禁止運動などの動きから代わりに
低刺激な天然の液体ワックスとしてホホバ油が注目されています。
化粧品成分としては
・酸化安定性に優れている
・使用感触がいい
・肌に馴染みやすい
・さっぱりした使用感
等の特徴からクリームや乳液、口紅の化粧品に配合される他、
フケ防止、ニキビ治療、毛髪の成長促進等の効果もあると言われています。

【総評】
ホホバ油は保湿性のある成分で肌の乾燥が気になる人に人気があるだけでなく、髪の毛にも使ってパサつきを改善したりする人もいるなど、様々な使い方ができます。
皮膚への刺激が少なく安全性が高い成分だから、スキンケアに取り入れると乾燥肌対策にピッタリです。

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