化粧品の成分 流動パラフィン について

化粧品に使用される成分「流動パラフィン」は、
別名:ミネラルオイル や 低比重流動パラフィン(2)とも呼ばれています。
石油原油を蒸留することで得られう固形パラフィンを取り除き精製したもので、
ニオイが無く無色で透明な液状をした炭化水素の混合物です。
流動パラフィンには、軽質流動パラフィン、重質流動パラフィン
のこれら2種類がありそれぞれ粘度により分類されます。
そんな流動パラフィンには、
・不活性で酸化変敗が少ない
・乳化しやすい
・のびがいい
・ほとんど浸透しない
等の特徴がある他、
油性物質と相溶性がいいことから
・油性の汚れ、油性メイクアップ製品に対し溶解除去する作用に優れている
・エモリエント効果がある
等からクレンジングクリーム、コールドクリーム、乳液、ヘアクリームなど、
これらの製品で油性原料として配合されています。
ちなみに一般に流動パラフィンの化粧品成分としては、
・ヘアコンディショニング剤
・エモリエント剤
・香料
・溶剤
・保護剤
・皮膚保護剤
等の目的で使用されています。
最後に流動パラフィンの安全性として純度が高ければ安全性も高く、
ミネラルオイルでも純度の高い製品は酸化することなく安定し安全だということです。

【総評】
化粧品成分として使われる流動パラフィンは安全性が高いものなので、発がん性の心配はしなくて大丈夫です。

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