化粧品の成分 液状ラノリン について

化粧品に使用される成分「液状ラノリン」は、
ラノリンより固形部分を取り除き液状部分を抽出した粘性な液体で、
組成が人体に皮脂に最も近いとされエモリエント効果に優れています。
そこでラノリンとは、羊脂を精製することで得られるロウ類の一種で
高級脂肪酸とコレステロール類と高級アルコール、
これらの混合物で構成される脂肪のような物質のことです。
ロウ類に属するラノリンは水に溶けないのに吸収する水の量は約2倍。
更に優れた乳化性と肌や髪の毛への親和性や湿潤性等に富むことで、
様々な化粧品に配合されてきました。
このラノリンと液状ラノリンとを比較すると、
◆液状ラノリンはラノリンよりも
肌への浸透性、拡散性、湿潤性に優れている
◆ラノリンは液状ラノリンよりも
約2倍の量の水分保持力がある
それぞれこのようになります。
そんな液状ラノリンの化粧品成分としては、
・分散剤
・可溶化剤
・乳化安定剤
・エモリエント剤
・ヘアコンディショニング剤
・皮膚コンディショニング剤
等の目的でチーク、口紅等に主に配合されていますが、
旧表示指定成分のひとつでもあります。
——————- 追加分 ——————-
【製品】
・フェーシャルスクラブ クリーム
・AC オーバルアイブロウペンシルN LB
・ヤマノ肌ドロンコクレー24オリジナルBK
・アイカラー 35 オーキッドパープル
・エクストラモイスチュア リップクリーム
・オートアイブロウペンシル(ブラウン)
【液状ラノリンのまとめ】
液状ラノリンとは
液状ラノリンとは?
液状ラノリンとは
その化粧品・安全ですか?
【総評】
ラノリンそのものは肌に優しい成分で、液体になると保湿効果や浸透性などに優れているから、化粧品では幅広いアイテムに使われています。
但し旧表示指定成分だし、羊毛の脂ってこともあって動物アレルギーがある人は要注意。

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