化粧品に使用される成分「トコフェノール」と「トコフェロール」は、
いずれもビタミンEのことをいいますが違いはそれぞれ
◆トコフェノール…天然のビタミンE
◆トコフェロール…合成したビタミンE
このようになります。
化粧品成分としては
・酸化防止剤
・皮膚コンディショニング剤
・血行促進剤
・保護剤
等の目的で配合されます。
中でもトコフェロールの方は4異性体があり、
それは「α、β、γ、δ」これら4つで中でも「α体」は、
ビタミンE作用が強く吸収も良いとされています。
また良性のエイコサノイドの生成促進することでアレルギー抑制作用があったり、
皮膚に対し血行促進作用があることで、
・くすみの改善
・肌荒れ防止
・発毛促進
等、アンチエイジングにも効果を期待できる成分として使用されています。
特に脂質に対する抗酸化作用は強力で、
活性酸素の消去や過酸化脂質の発生を阻止するなどの働きもあり、
・化粧水
・乳液
・ローション
・美白クリーム
・育毛剤
等様々な製品で使用されています。
ちなみに合成品である「dl-α-トコフェロール」は
アレルギー報告があり、旧指定成分でもあるため要注意です。
——————- 追加分 ——————-
【トコフェノール配合化粧品】
・パラオホワイト・クレイパックプロ
・ジューシィラブ CCクリーム
・CHIZUBY チズビーローション
・オーガニックエレメンツ mf25 ブルーマスク
・モイスティーヌ コントラージュ ファインエッセンス
・アヌエヌエ チャージフル ナチュラル リフレッシュ シャンプー
【トコフェロール配合製品】
・江原道 Koh Gen Do モイスチャーファンデーション(02 ナチュラル)
・彩生舎 オービアンセンシティブクリーム
・井田ラボラトリーズ キャンメイク ヌーディーグロウルージュ 04シュガーミルクティー
・コンフィアンス ドクター・リンサクライ モイスチャーシールド
・ 持田ヘルスケア コラージュ コラージュD乾性肌用石鹸
・ロート製薬 肌研 極潤α 化粧水 (ハダラボモイスト リフトa化粧水)
【トコフェノールとトコフェロールのまとめ】
@美人ブログ 手作り化粧品の酸化防止剤にビタミンE(トコフェノール)
保湿クリーム比較ラボ トコフェロールの効果とは?
Avene トコフェロール(ビタミンE)とは
美白化粧品探訪 ビタミンE(トコフェノール)
【総評】
トコフェノールとトコフェロールは抗酸化作用に優れているからエイジングケアしたい人におススメだけど、成分によっては肌に刺激がある物もあるから要注意。