化粧品に使用される成分「ステアリルアルコール」は、
セタノールと同時に鯨ロウかマッコウ鯨油から得るか、
オレイルアルコールに水素添加するかのいずれかで得ることができる
セタノールと共に代表的な高級アルコールのひとつです。
ステアリルアルコールは、
ロウに似た感触を持つ白色の個体で
・保湿効果
・柔軟効果
等の作用があることで化粧品に配合されています。
これにより
・肌を保護する
・肌にうるおいを与える
・肌を滑らかにする
これらの目的で化粧品に配合される他、
製品に光沢を与えたり、感触改良でベタつきを取り除くためや、
乳化製品の白色化の促進を目的としても使用されています。
そのため主に
・乳液
・各種クリーム
・口紅
・シャンプー
・リンス
・コンディショナー
等に配合されています。
そんなステアリルアルコールに関する成分には他にも
◆(グリセリン/オキシブチレン)コポリマーステアリル
別名:ポリオキシブチレンポリグリセリンモノステアリルエーテル
説明:ステリアルアルコールのポリオキシブチレン、ポリグリセリンエーテル
目的:合成ポリマー、エモリエント剤
などがあります。
——————- 追加分 ——————-
【製品】
・エトヴォス DCアイクリーム
・ダイトクレア AHAVA インテンシブ ナリッシング ハンドクリーム
・カネボウ化粧品 トワニー エスティチュード ラグジェ メイクアップベース
・オルビス ナチュラルプロテイン リペアトリートメント
・ダリヤ パルティ ジュレヘアカラー (スイートキウイ ヘア美容液)
・コスメティカ パシフィック リム ナオベイ EX リッチ クリーム
【ステアリルアルコールのまとめ】
シャンプー鑑定サイトの化粧品成分辞典 ステアリルアルコール
化粧品成分用語辞典 ステアリルアルコール
天然と合成・・・高級アルコール
化粧品表示成分用語辞典 ステアリルアルコール
【総評】
ステアリルアルコールは旧表示指定成分でアレルギー報告があるので、肌が弱い人は要注意。