化粧品の成分 酢酸エチル について

化粧品に使用される成分「酢酸エチル」は、
エチルアルコールと酢酸を脱水縮合することで得られるエステル化合物で、
香り成分の一つでイチゴやバナナなどに含まれています。
なので果実のような香りがある無色透明の液体となります。
化粧品成分としては
ニトロセルロース(皮膜形成剤)を溶かすために用いられる低い融点の溶剤で、
肌に対しては認められておらず爪に対してのみ使用が認められている成分です。
そのため溶剤としてマニキュアや
ネイルエナメルのベースの乾燥を早めるため他の溶剤と併用し使用されています。
但し酢酸エチルの蒸気については、
空気より重く揮発性があり引火しやすいため扱いは要注意です。
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【製品】
・エレガンス コスメティックス エレガンス ネイルドロップ
・エキップ RMK ネイルアートライナー (02 シャイニー ゴールド)
・エテュセ バカンスネールカラー
・オルビス  ネイルカラー
・カネボウ化粧品 コフレドール ジュウェライトネイルカラー
・エリザベス シュガードール ドルチェ ネイルカラー 01 ストロベリージュレップ
【酢酸エチルのまとめ】
化粧品成分辞典 酢酸エチル
化粧品成分用語辞典 酢酸エチル
酢酸エチル(一般名:酢酸エチル)
プラセンタ・ラボ 酢酸エチル
【総評】
酢酸エチルはマニキュアなど爪に使用するアイテムにしか配合できないので、肌に直接塗るものには配合されていない成分です。

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