化粧品に使用される成分「ラウリル硫酸トリエタノールアミン」は、
ラウリル硫酸エステルのトリエタノールアミン塩で、
陰イオン性界面活性剤の一種です。
ラウリル硫酸トリエタノールアミンは、
脂肪除去に対し非常に優れた洗浄力があり、タンパク変性作用を持つことから、
人によっては肌が乾燥し肌荒れになるという人もいます。
ですがラウリル硫酸トリエタノールアミンを配合することで、
泡立てた泡がクリーミーになります。
また髪の毛や肌に対して作用が温和ですが、
目に対しては悪影響を与え障害を起こすとされています。
ちなみに動物実験結果では受精卵の死亡が報告されている成分でもあります。
【総評】
ラウリル硫酸トリエタノールアミンは皮膚から成分が吸収されやすく、腎臓や肝臓などがダメージを受ける可能性がある。
動物実験により発がん性が報告されているため要注意。