化粧品の成分 ラクトフェリン について

化粧品に使用される成分「ラクトフェリン」は動植物性成分のひとつで、
淡黄赤色をした透明な液体で牛乳に含有されている生理活性物質です。
ラクトフェリンにはニオイがほとんどなく、
特に哺乳動物の母乳中に多く含まれている鉄結合性糖タンパク質です。
そんな哺乳動物の母乳には
タンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなどを始め、
生理機能のある成分など様々な成分が豊富に含まれています。
またSOD(活性酸素消去物質)と同様の高い抗酸化機能を持ち、
皮膚自らが本来持っている防御機能を向上させる作用もあります。
化粧品成分としては
・保湿剤
・皮膚コンディショニング剤
・ヘアコンディショニング剤
等の目的で化粧水、乳液、美容液、基礎化粧品等、
様々な各種化粧品に配合されています。
このラクトフェリンにビタミン類と植物エキスの複合体になると、
それは「ラクトカイン」と呼ばれるものになり、
・酸化の進行を止める
・皮膚本来の防御機能の向上
・酸化が原因の炎症を抑制
・優れた親和性
・優れた保湿性
・優れた保護効果
等の特徴があり各種化粧品に配合されています。

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