化粧品の成分 PEG-2水添ヒマシ油 について

化粧品に使用される成分「PEG-2水添ヒマシ油」は、
ノニオン(非イオン)合成界面活性剤を代表する原料で合成ポリマーで、
白色をした固形脂肪で毒性の弱い成分です。
トウゴマと呼ばれる植物の種子より採取できるヒマシ油に
親水性のポリオキシエチレンを結合させることで精製される、
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の一種となります。
化粧品成分としては
・乳化剤
・可溶化剤
・分散剤
・エモリエント剤
・合成界面活性剤
・洗浄剤
これらの目的で
・乳液
・洗顔クリーム
・シャンプー
・石けん
等、様々な製品に配合されています。
またPEG-2水添ヒマシ油には
香料を溶かし込んで製品の色が透明になるようにしたり、
化粧水に油を溶かす等の作用もある他、
・泡立ちがいい
・強力な洗浄力
等の特徴もあり広く製品に使用されています。
※「PEG-○」という名称で「○」に入る数字(モル数)について、
数字が小さい程、オイルに近い。
数字が大きい程、水に近い。
このような成分になります。

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