化粧品の成分 牛脂 について

化粧品に使用される成分「牛脂」は、
新鮮な内に牛の脂肪を水から煮出すことで精製される食用油脂です。
牛脂は動物油脂類に分類され白色をしている個体で、
ステアリン酸やオレイン酸、パルミチン酸が主成分となり
少しだけ特異なニオイがあります。
そんな牛脂は
・軟膏基剤
・石鹸の原料
等として重要な油性成分で食用では
カレーのルーやマーガリンなどに配合されています。
化粧品へは
・保護剤
・油剤
・乳化製品の融点の調整
・感触の改良
等の目的で
・乳液
・石鹸
・クリーム
・基礎化粧品
等の化粧品に配合されています。
他にも牛脂から得らる成分には
◆牛脂脂肪酸デンプン
別名:デンプン牛脂脂肪酸エステル
目的:乳化剤、エモリエント剤、感触改良剤
◆牛脂脂肪酸グリセリル
別名:モノ牛脂脂肪酸グリセリル
目的:乳化剤
等があります。
——————- 追加分 ——————-
【製品】
・シャボン玉浴用 シャボン玉石けん
・グローバルビューティー マイルドソープ
・最高級黒毛和牛脂配合シャンプー
・最高級黒毛和牛脂配合コンディショナー
【牛脂のまとめ】
牛脂石鹸への牛海綿状脳症(BSE)の影響は?
牛脂石けんは肌に残る?
松山油脂 牛脂を使った石けんは安全ですか?
石けん洗顔は、シミやシワ、色黒の原因になる!?
【総評】
牛脂成分に関しては肌に残るとかBSEなど、ちょっと心配な噂があるけど、化粧品や石けんなどに使われている分には、これらの心配はないそうです。
ただ肌に残る。っていうのは商品にもよるだろうけど、それよりも洗い方と流し方にもよると思うので、心配なら普段の洗い方や流し方を見直してみるといいですよ。
他にも先に紹介した「牛脂石けんは肌に残る?」を参照してみてください。

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