化粧品に使用される成分「加水分解コラーゲン」は、
豚、牛の皮や骨などを酸やアルカリなどで
コラーゲンタンパク質を加水分解したものです。
◆液状・・・淡黄色から褐色の透明あるいは若干混濁が見られる
◆粉末・・・白色から淡黄色をしている
ちなみに肌の真皮を構成するたんぱく質成分の一つがコラーゲンです。
化粧品に配合する場合には
そのままだと水に溶けない性質を持つことから
工夫され水溶性になったものが使用されます。
その他の性質としては
合成ポリマーや合成界面活性剤の性質を持ち、
・肌コンディショニング剤
・ヘアコンディショニング剤
・爪コンディショニング剤
・毛髪の損傷防止
・毛髪へ光沢と柔軟性を与える
・帯電防止
等の目的で
・化粧水
・乳液
・美容液
・シャンプー
・トリートメント
・育毛剤
等、幅広い化粧品に配合されています。
但しこの成分はアレルギー報告があります。
他にも
・加水分解コラーゲンエチル 界面活性剤、保湿剤
・加水分解コラーゲンヘキサデシル 保湿剤、帯電防止剤
・ロジン加水分解コラーゲン 合成界面活性剤、保湿剤
このような成分があります。
【製品】
・ピゥフィーネ うるおいチャージ フェイスマスク
・フレッシェル アクアモイスチャージェル
・50の恵 コラーゲン配合養潤液
・ヒアルミルフィーユ HMラッシュエッセンス
・コープ シンプルラボ ジェルクリーム
・ネイチャーハニー くるくるマッサージのとろけるトリートメント d(しっとりの潤い)
【加水分解コラーゲンのまとめ】
化粧品成分用語辞典 加水分解コラーゲン
加水分解コラーゲン 【保湿剤・生体系保湿成分】
シャンプー鑑定サイト 加水分解コラーゲン
化粧品に入っている加水分解コラーゲンは、牛由来だった場合、狂牛病の感染の心配…
【総評】
加水分解コラーゲンは沢山の製品に配合されているけど、アレルギーの報告がある成分なので肌が弱い人は要注意。
肌あるいは髪の毛の表面に膜を張ることで水分を逃さないことから、高い保湿効果を期待できる成分でもあります。
ツヤ髪を目指したい人にもいい成分です。