化粧品の成分 アセチル について

化粧品に使用される成分「アセチル」は
「CH3CO-」で表すことができる一価の基で酢酸より誘導される成分です。
そんな「アセチル○○」という名の付く化粧品成分は数多くあり、
例えば下記のようなものが挙げられます。
◆アセチルアスパラギン酸ジエチル
別名:N-アセチル-L-アスパラギン酸ジエチル
説明:アスパラギン酸をアセチル化した成分のジエチルエステル
目的:皮膚コンディショニング剤
◆アセチルグルコサミン
別名:N-アセチルグルコサミン
説明:体内においてヒアルロン酸の生成促進作用を持つことから
肌の潤い、滑らかさ保持に欠かせない必須成分
目的:保湿剤、アミノ糖
◆アセチルグルタミン
別名:N-アセチル-L-グルタミン
説明:グルタミンをアセチル化した成分
目的:皮膚コンディショニング剤
◆アセチルグルタミン酸
別名:N-アセチル-L-グルタミン酸
説明:グルタミン酸をアセチル化した成分
目的:アミノ酸類、保湿剤、皮膚コンディショニング剤
◆アセチルグルタミンステアリル
別名:N-アセチル-L-グルタミンステアリル
説明:アセチルグルタミンとステアリルアルコールのエステル
目的:皮膚コンディショニング剤
◆アセチルシステイン
別名:N-アセチル-L-システイン
説明:ステインをアセチル化した成分
目的:酸化防止剤、皮膚コンディショニング剤
◆アセチルチロシン
別名:N-アセチルチロシン)
説明:チロシンのアセチル化
目的:アミノ酸誘導体、皮膚コンディショニング剤
◆アセチルパントテニルエチル
別名:アセチルパントテニルエチルエーテル
説明:化粧品基材の溶解性、安定性などが改良されたパンテノールの誘導体
目的:保湿剤、ビタミン類、ヘアコンディショニング剤
◆アセチルメチオニン
別名:N-アセチル-DL-メチオニン または N-アセチル-L-メチオニン
説明:メチオニンのアセチル化
目的:アミノ酸誘導体、皮膚コンディショニング剤
◆アセチルモノエタノールアミド
別名:アセタミドMEA
説明:酢酸のモノエタノールアミド
目的:保湿剤、潤滑剤、ヘアコンディショニング剤、起泡剤、親水性増粘剤
◆アセチルリシノレイン酸ラノリンアルコールエステル
別名:酢酸リシノレイン酸ラノリル
目的:油剤、保護剤、閉塞剤
等が挙げられます。
——————- 追加分 ——————-
【アセチルアスパラギン酸ジエチルを含む製品】
・グランデーヌ クリーム コンセントレーション
【アセチルグルコサミンを含む製品】
・DEW スペリア タイトケアエッセンスコンセントレート
・CRERE 洗顔フォーム
・トワニー エスティチュード ラグジェ クリームファンデーション
【N-アセチル-L-グルタミンを含む製品】
・エクシアホワイト AL ホワイトニング プライム クリーム
・エクサージュ コルセスホワイト インテンシブエクスプレス EX
【N-アセチル-L-システインを含む製品】
・プロカリテ オイルキュア ダメージケアトリートメント
・高濃度プラセンタ美容液Pice
【アセチルチロシンを含む製品】
・アルファAホワイトクリーム
・ b.glen QuSomeホワイトエッセンス
【アセチルパントテニルエチルを含む製品】
・ハンドトリートメント
・コリスター ロングラッシュトリートメントEX
【アセチルメチオニンを含む製品】
・アミノシューティカル クリーム
・キャンメイク カラフルネイルズ ネイルハードナー
【アセチルモノエタノールアミドを含む製品】
・アンブリオリス ウォッシングフォーム
・エスネピック ベビー ヘア アンド ボディウォッシュ

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