化粧品の成分　塩化ステアリルトリメチルアンモニウム　について

化粧品に使用される成分「塩化ステアリルトリメチルアンモニウム」は、
別名：ステアルトリモニウムクロリドとも呼ばれている
第四級カオチン界面活性剤で要は陽イオン性界面活性剤のひとつです。
「カオチン」とは髪の毛への吸着性に優れている状態のことを言い、
塩化ステアリルトリメチルアンモニウムは、
・髪の毛への吸着性に優れている
・帯電防止作用
・柔軟作用（髪の毛にしなやかさを与える）
等の特徴があることから主にヘアコンディショニング剤として
・ヘアリンス
・コンディショナー
・ヘアケア商品
・マッサージジェル
等の製品に使用されています。
但し髪のダメージを補修する効果はありません。
洗い上がりの髪の質感を高めるために配合されているため
単に仕上げ剤としての役割が大きい成分でもあります。
また殺菌作用やタンパク変成作用等もあることから、
出来るだけ頭皮に付着しないようにした方がよく、
最近では「○○アミン」等のような低刺激なものもあるため、
そちらを選んだほうが頭皮環境に優しいと言えます。
更に直接肌に塗る様な化粧品（化粧水など）に対しては、
配合規制があり上限1.0％までとなっています。
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【製品】
・50の恵 頭皮の養潤シャンプー
・サロンスタイル エアリーホイップワックス
・ヘアリペアメント Dケア トリートメント
・シークレットカラー ナチュラルトリートメント ダークブラウン
・ラグゼア ミネラルコンディショナー
・モンシャルーテ アルガニーナ オーガニック ヘアフレグランス
【塩化ステアリルトリメチルアンモニウムのまとめ】
ステアルトリモニウムクロリド
ステアルトリモニウムクロリド
102の旧表示指定成分一覧表
ステアルトリモニウムクロリド
【総評】
塩化ステアリルトリメチルアンモニウムは通常製品に配合されてる濃度であれば毒性は弱いんだけど、それを超えて高濃度になってしまうと毒性が心配される旧表示成分の一つです。