化粧品で使用される成分「水酸化Na」は、
別名:水酸化ナトリウム
別名:苛性ソーダ(かせいそーだ)とも言われているアルカリ性の界面活性剤です。
主に
・石鹸の製造
・中和剤
・乳化剤
・アルカリ化剤
・pH調整剤
等の目的で使用されています。
アルカリ剤として石鹸の製造の際、
一般的に用いられる成分ではありますが、
配合量を誤ると人体にとって有害になることから、
原体と5%以上の製剤が毒物及び劇物取締法で劇物として指定されています。
そのため手作り石鹸を製造する際に、
この成分を使用する時には配合量に十分注意が必要です。
そんな水酸化Naの特徴は、
・アルカリ性でpH調整剤として石鹸を作る時に使われる
・経皮毒作用(デメリット)
・間質性肺炎(デメリット)
・脱毛(デメリット)
これらになります。
——————- 追加分 ——————-
【製品】
・ライオン Ban さっぱりシャワーシート(ウォーターリリーの香り)
・DHC BBクリーム GE (イエローオークル02)
・トゥヴェール APZ ローション
・常盤薬品工業 ナチュラルリソース クレンジングジェルクリーム
・ザ・ボディショップ ボディローション ヴィンヤードピーチ
・ドクターエルウィン ドクタースキンケア ネックデイリージェル
【水酸化Naのまとめ】
化粧品成分辞典 水酸化Na
ドクターズオーガニック基礎化粧品使用成分について 水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)
化粧品成分の知識 水酸化Na
【総評】
水酸化Naはアルカリ剤なんだけどそのままだとアルカリ性が強過ぎて肌に刺激となるので、他の成分と一緒に使い中和して化粧品で使われています。
ちなみに石鹸はこの成分と水酸化Kがないと作れなくて、配合量に気をつけて作られている場合、水酸化Naの残留の心配はないとされています。