化粧品の成分 グリチルレチン酸ステアリル について

化粧品に使用される成分「グリチルレチン酸ステアリル」は、
・グリチルレチン酸
・ステアリルアルコール(高級アルコール)
これらのエステル化することで得られるグリチルレチン酸の油溶性誘導体です。
グリチルレチン酸ステアリルは白色から淡黄白色をした結晶性の粉末で
油脂原料に非常に溶けやすく化粧品成分としては
・抗炎症作用
・細菌発育阻止作用
・抗アレルギー作用
等の作用があることから皮膚の炎症、皮膚のかぶれ、肌荒れ予防、にきび予防など、
これらを目的とした化粧水、乳液、基礎化粧品、シャンプー、オイル類など
様々な各種化粧品に配合されています。
ちなみに抗炎症作用については
グリチルレチン酸より優れていると言われています。
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【製品】
・イプサ エッセンス センシティブ モイスチュアバーム
・ドクターシーラボ BBリップグロス
・ヴァーナル モイスチャライジングリップスティック
・カバーマーク センサリーロゼ カラー エクストラ フォーミュラ
・ロート製薬 50の恵 養潤BBクリーム
・オルビス ピュアルージュEX フレッシュタンジェリン
【グリチルレチン酸ステアリルのまとめ】
ニキビの有効成分、グリチルレチン酸ステアリルについて
化粧品成分用語辞典 グリチルレチン酸ステアリル
丸善製薬株式会社 原料辞典 甘草(グリチルレチン酸ステアリル)
大人ニキビをグリチルレチン酸ステアリルで改善
知りたい!無添加化粧品成分のコトのグリチルレチン酸ステアリル
【総評】
グリチルレチン酸ステアリルはステロイドと同じような抗炎症作用を有していると言われている成分で、その強さはグリチルリチン酸ジカリウムよりも上だそうです。
こうしたこともあって化粧品成分の場合、グリチルリチン酸ジカリウムの方が使われることが多いのだとか。

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