化粧品の成分 グリチルリチン酸 について

化粧品に使用される成分「グリチルリチン酸」は、
アルドステロン様作用といって高血圧等の副作用があるため
一日の摂取量を200ミリグラムまでと日本では制限されています。
ただ消化器官の潰瘍の治療などに用いられていたり、
抗炎症と抗アレルギー成分があることから化粧品に配合することで、
皮脂分泌の抑制により肌荒れやニキビ等の症状緩和、消炎作用が認められています。
これにより化粧水、軟こう、マッサージクリームなど
幅広く各種化粧品に配合されています。
但し手作りコスメに用いる場合には、
◆全重量に対し1%程度を配合
これを目安にしましょう。
中でも水に溶けやすい性質があることから、
化粧水からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
グリチルリン酸が持つ作用から言っても
ニキビ肌、敏感肌にもオススメの成分です。
副作用があるとはいえ、
使用量さえきちんと守れば怖い成分ではなく、
むしろ安心して使用できる成分だと言えます。
他にも「グリチルリチン酸」と名のつく成分には
◆グリチルリチン酸2Na
別名:グリチルリチン酸二ナトリウム
◆グリチルリチン酸3Na
別名:グリチルリチン酸三ナトリウム
◆グリチルリチン酸アンモニウム
別名:グリチルリチン酸モノアンモニウム
別名:α-グリチルリチン酸モノアンモニウム
これらがあります。
——————- 追加分 ——————-
【製品】
・ゲラン イシマ アンタンセロム
その他多数の化粧品に含まれています。
【グリチルリチン酸のまとめ】
ウィキペディア グリチルリチン
グリチルリチン酸(ステロイド様作用の成分) 基礎化粧品(洗顔料、化粧水、乳液…
基礎化粧品などに使用されている成分、グリチルリチン酸について。 グリチルリ…
グリチルリチン酸によるニキビケア
【総評】
グリチルリチン酸はステロイド様作用があるようなので、配合化粧品を使い過ぎると皮膚が薄くなり敏感肌に…なんて程にならないでしょうけど、乾燥肌とか肌が敏感気味な人は気をつけた方がいいかも。

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