化粧品の成分　ウンデシレン酸　について

化粧品に使用される成分「ウンデシレン酸」は、
高級脂肪酸に属する無色から黄色の液体あるいは城から淡黄色の個体で、
ヒマシ油を熱分解することで得ることができる旧表示指定成分です。
ウンデシレン酸は人の汗に含まれる成分の一つでもあり、
それ故か人体への作用は緩やかです。
化粧品に配合される場合には
・皮膚の衛生保持を目的に亜鉛華と併用しカルタムパウダーで使用
・トリエタノールアミンを使い中和し乳化製品に使用
・殺菌剤
・防腐剤
・消臭効果
等の目的で使用されます。
ちなみにこの成分は化粧品への配合のみならず外用薬で使用されており、
主に
・ガンジダ症
・水虫
・たむし
・自癖菌
等の治療薬としても用いられています。
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【製品】
・エフゲン
・タロン
【ウンデシレン酸のまとめ】
ウィキペディア　ウンデシレン酸
ウンデシレン酸│効果・効能
抗真菌薬（水虫薬）
ウンデシレン酸・ウンデシレン酸亜鉛についての基本情報
【総評】
ウンデシレン酸はヒトの汗に含まれる成分（脂肪酸の一種）で、ほとんど副作用の心配はないと言われて、「抗真菌薬」とも呼ばれることもあるそうです。
よく感染しやすい水虫など皮膚白癬は根気よく治療を受けないと再発しやすいこともあって、抗炎症効果を有する亜鉛を付加したウンデシレン酸亜鉛という成分もあります。
ということでリスクがある成分ではありません。
ちなみにウンデシレン酸に関する成分には他にも
◆ウンデシレン酸グリセリル
別名：モノウンデシレン酸グリセリル
目的：エモリエント剤、合成界面活性剤、乳化剤
等があります。