化粧品の成分 ラウロイルサルコシンナトリウム について

化粧品に使用される成分「ラウロイルサルコシンナトリウム」は、
アミノ酸の一種でアミノ酸系の洗浄剤であり陰イオン性界面活性剤で
「ラウロイルサルコシンNa」のように表示されています。
ラウロイルサルコシンナトリウムには
・優れた湿潤性
・緩和な脱脂性
・殺菌性
これらの性質があり石けんに負けず劣らず硫酸系と同等の洗浄力があり、
アミノ酸系の中でも割と古くから使用されてきた成分で、
化粧品成分としては、
・起泡剤
・乳化剤
・洗浄剤
・殺菌剤
等の目的でシャンプー、歯磨き、洗顔クリーム等の他、
帯電防止剤や柔軟剤として洗剤にも用いられたり、
更に保湿効果もあるため様々な各種製品に配合されています。
またラウロイルサルコシンナトリウムは、
泡立ちをよくする目的と、洗浄力を高める目的で使用するのが適しています。
但し強力な洗浄力があることから粘膜への刺激が強かったり、
アレルギー性があることから旧表示指定成分でもあります。

【総評】
ラウロイルサルコシンナトリウムは以前からあるアミノ酸系の洗浄成分で、アレルギー性や刺激性があるなどで旧表示指定成分の一つ。

タイトルとURLをコピーしました