化粧品の成分 オレイルアルコール について

化粧品に使用される成分「オレイルアルコール」は、
マッコウ鯨やチツ鯨の脂質中に豊富に含有されており、
その油をけん化蒸留などすることで得られる高級アルコールの一種です。
ですが鯨油を手に入れることが難しくなっているため、
オリーブ油、牛脂より得たオレイン酸を還元することでも得ることができます。
オレイルアルコールには乳化安定作用があることから、
・乳化製品の安定性保持
・肌への柔軟性保持
これらの目的で乳液や各種クリーム等に配合される他、
・過脂肪剤
この目的でヘアトニック、シャンプー、リンス液、ヘアブリーチ液など
ヘアケア用品にも配合されています。
またオレイルアルコール自体は表示指定成分ではないものの、
この成分を原料とするステアリルアルコールは表示指定成分となっています。
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【製品】
・プランシュ ケーキパクトUV ライトナチュラル
・ナチュラクター リキッドモイスチュア 540 ナチュラル系
・ヘアケア コンディショナー
・ナチュラクター リップスティック 511 オレンジ系
・リップケア ビープリンセス
・5カモフラージュクリームパレット
【オレイルアルコールのまとめ】
美容外科スクエア「キレイ」 オレイルアルコール
日本医薬品添加剤協会 オレイルアルコール
asta muse オレイルアルコール
【総評】
オレイルアルコールそのものは表示指定成分でないものの、原料として使った場合は表示指定成分になってしまいます。
例えばステアリルアルコールなどがこれに当たります。
なのでオレイルアルコール自体は肌に悪さをする成分ではないので大丈夫。
口紅や乳液、さらにはシャンプーなどにも使われています。

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