化粧品に使用される成分「ミンク油」は動物油脂類のひとつで、
ミンクと呼ばれるイタチ科の哺乳類の皮下脂肪組織より得られる
淡黄色をした脂肪油で酸化しやすいキャリアオイルです。
ミンク油は
オレイン酸、パルミチン酸、パルミトレン酸等を多く含有していることから、
・エモリエント効果
・紫外線防止効果
・保湿効果
・柔軟効果
等の作用があり
肌に馴染みやすく湿潤性が良く、サッパリとした使用感になります。
そのため
・皮膚の老化防止
・皮膚に柔軟性を与える
等の目的で各種クリームや乳液などに配合されています。
その他、ヘアケア商品や美容オイル等にも配合されていることで、
肌や髪の毛を乾燥から守りつつ、ナチュラルな艶を与えてくれます。
そんなミンク油に関する成分には他にも
◆ミンク脂肪酸エチル
別名:ミンク油脂肪酸エチル
目的:ヘアコンディショニング剤、エモリエント剤、油剤、閉塞剤
◆ミンクロウ
別名:ミンクワックス
目的:油剤、閉塞剤、保護剤、ヘアコンディショニング剤
等があります。
【総評】
ミンク油は化粧水や乳液の代わりになるほど保湿力がある美容オイルなので、乾燥が気になる肌や敏感な肌のケアをしたい人におススメです。