化粧品の成分　大豆リゾリン脂質 につて

化粧品に使用される成分「大豆リゾリン脂質」は生体系保湿成分のひとつで、
別名：リゾレシチンとも呼ばれています。
大豆リゾリン脂質は酵素でレシチンからアルキル鎖を一つ取ったものです。
大豆リゾリン脂質はレシチンに比べ
・親和性が高い
・界面活性が強まる
こうした特徴がある複合脂質の一種です。
また大豆リゾリン脂質はリポソームと同じように、
細胞膜の組成と類似しているため肌の内側の細胞まで浸透しやすく、
細胞膜に取り込まれては高い保湿効果を発揮します。
化粧品成分としては
・界面活性剤
・乳化剤
・保湿剤
・分散剤
・乳化安定剤
等の目的で各種化粧品に配合されています。
ちなみにリゾリン脂質に、
ヒアルロン酸の産生を促進する作用があることが分かり注目を集めています。