化粧品の成分 アスパラギン酸 について

化粧品に使用される成分「アスパラギン酸」は
必須アミノ酸のたんぱく質でアスパラガスや豚肉等に豊富に含まれ、
アスパラガスの汁から発見されました。
そんなスパラギン酸には、
・水に若干溶けにくい
・ほとんどにおいがない
・白色の結晶性の粉末
等の特徴があり、
・保湿剤
・肌荒れ防止剤
・肌コンディショニング剤
・細胞賦活作用
等の目的で美容液、化粧水、乳液など幅広く化粧品に配合されている他、
頭髪用化粧品等でも使われています。
ちなみに食品の調味料や医薬品でも使用されている成分ですが、
アスパラギン酸はアレルギー報告がある成分でもあります。
また水酸化ナトリウムを用いてL-アスパラギン酸を中和することで、
L-アスパラギン酸ナトリウムという物質ができますが、
アスパラギン酸の塩には他にも、
◆アスパラギン酸K
別名:L-アスパラギン酸カリウム
目的:アミノ酸類、保湿剤、皮膚コンディショニング剤
◆アスパラギン酸Mg
別名:L-アスパラギン酸マグネシウム
目的:アミノ酸類、保湿剤、皮膚コンディショニング剤
◆アスパラギン酸Na
別名:L-アスパラギン酸ナトリウム
別名:ポリアスパラギン酸Na
別名:ポリアスパラギン酸ナトリウム液
目的:合成ポリマー、ヘアコンディショニング剤、保湿・湿潤剤
◆アスパラギン酸、ヒドロキシプロリンメチルシラノール
別名:アスパラギン酸・モノヒドロキシプロリンモノメチルシラノール塩液
等がありそれぞれの成分が
シャンプーや化粧水、各種クリーム等で使用されています。
またアスパラギン酸のアルギニン塩になると
「アスパラギン酸アルギニン」別名:L-アルギニンL-アスパラギン酸塩となり
ヘアコンディショニング剤や皮膚コンディショニング剤として使用されています。

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