化粧品の成分 パラベン について

化粧品に使用される成分「パラベン」は、
旧指定成分のひとつでパラオキシ安息香酸エステルの総称であり、
防腐剤として化粧品に配合される代表成分でもあります。
パラベンには次のように
・エチルパラベン
・メチルパラベン
・ブチルパラベン
・ベンジルパラベン
・プロピルパラベン
・イソプロピルパラベン
・イソブチルパラベン
様々な名称があります。
それぞれ殺菌作用の強さが異なりこれらを併用することで
相乗効果が高まり配合量が少量でも防腐力が増すというわけです。
殺菌作用については強い順に
ベンジル、ブチル、プロピル、エチル、メチルとなります。
そんなパラベンはアレルギーと発がん性の報告がある成分で、
更に環境ホルモンでも危険視されています。
そのため配合量は上限が決められており1%と規制されています。
更にメチルパラベンに関しては
紫外線を浴びることで肌細胞の老化を促進する作用があり、
シミ、シワの発生を促してしまう可能性も指摘されています。

【総評】
パラベンはできれば無添加のものを選びたいけど、代わりに別の防腐剤などが使われていたりすると、そっちの方が毒性強かったりするから、アイテムによってはパラベン入りを選ぶのもアリです。
ただ、あまりパラベン配合の化粧品を重ね塗りしない方がいいと思います。

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