化粧品の成分 クマリン について

化粧品に使用される成分「クマリン」は桜餅の香り成分で、
キク科、ミカン科、セリ科、マメ科等の高等植物の葉、花などに存在する、
芳香成分の一種でいわゆる芳香族化合物と呼ばれるものです。
クマリンには女性ホルモン様作用や殺菌作用がありますが、
化粧品成分として配合しても特に効果を得られる程強いものではないため、
これらを目的として配合されるものではありません。
そこでクマリンの化粧品成分としては、
甘い香りを持つことから化粧品の芳香剤として用いられます。
日本では化粧品成分の認証と登録がされている成分で、
シナモン等の香り成分として知られる程、無害な植物由来の成分ですが、
弱いながらも光毒性があり光等に敏感になる等の報告がされています。
但しクマリンの毒性等については研究途中のため
明確にされていないのが現状です。
ちなみにクマリン系の化合物で、
化粧品成分として用いられているものは以下になります。
3‐カルベトキシソラレン
4,5,8‐トリメチルソラレン
5,7‐ジヒドロキシ‐4‐メチルクマリン
7‐メチルピリド[3,4, C]ソラレン
8‐メトキシソラレン
ジエチルアミノメチルクマリン、ジヒドロクマリン
5‐メトキシソラレン
6‐メチルクマリン
等があります。
——————- 追加分 ——————-
【製品】
・アバロンオーガニクス ナイトクリーム LV ラベンダー
・センセーション ハンド&ボディローション ブラックカラント&フィグ
・ATTENIR インナーエフェクターEX
・バス&シャワージェルRM ローズマリー
・ボディトニック ボディミルク ベルガモット&グリーンティー
・アピヴィータ シャンプー ローズマリー&プロポリス
【クマリンのまとめ】
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【総評】
クマリンで心配なのはシミなどの原因になるとされる光毒性ではないでしょうか。
光毒性によるトラブルといえばシミだけでなく赤み、痒み、湿疹などがあるから、クマリン配合化粧品を使用するときは要注意。

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